ミッション | 茨城フットボールアカデミー

常に自分の価値を高める努力を続け
その価値を地域社会に還元し
これからの世の中を逞しく邁進していくことのできる
人間力の高い人財を育成しよう

私たちは、女性アスリートのキャリアについて真剣に考えるクラブです。答えのある問いに誰よりも速く正確に答える時代は終わりを迎え、答えのない問いに自分なりの正解、つまり納得解を見い出していく時代になりました。<知識>と <情報>はよく似た言葉ですが、大きな違いがあります。自分で考えて知り得たものを<知識>というのに対し、情報は外から与えられて知った気になっているものをいいます。情報に左右されることなく、自分というフィルターを通して思考し、きちんとした知識と経験を蓄えていく。それが、これからの時代に自分らしいキャリアを築いていくために必要なことだと考えています。それでは、どのようにして知識と経験を蓄えていけば良いのか。まずは、自分で決めた夢や目標を持つことが大切です。なぜなら、夢や目標は自らの力で未来を切り拓いていくための道しるべとなるだけではなく、< 今日の一歩>を全力で踏み出す原動力にもなるからです。そんな自分らしく力強い一歩を踏み出し、未来に向けて二歩、三歩と歩み続けながら残していった足跡。その足跡ひとつひとつが、本物の知識と経験です。それらが社会におけるその人の社会的価値になります。そして、その社会的価値を世の中に還元していく行動が、まさに<働く>ということです。言うまでもありませんが、職業に就くことがゴールではありません。働きながらも、新しいモノゴトと出会い、思考し、そして、また新たな価値が醸成される。そういった過程そのものが「キャリア」であり、人生そのものだと言えます。2021 年秋から開幕した .WE リーグの発足は、女子サッカー選手のキャリアに大きな影響を与えることになりました。女性のプロサッカー選手が急激に増加しただけではなく、コーチングスタッフやフロントスタッフなど、女性活躍の場が広がりました。そういった新しい未来に向かって、私たちも引き続き、より良い環境を整えながら、選手の「キャリア」を大切に考え、選手が全力の日々を過ごしていけるようサポートし続けたいと思っています。

自分で考え、判断し、行動する。

寮生活を通し、まずはやるべきこと(寮内での最低限のルール)に対し、「自分で考え、判断し、行動する」という自主性を身につけていきます。「大人によって決められた多くの約束事を守る」といった規律に縛られた生活ではなく、最終的には、やるべきことを自分に課し、時には失敗を繰り返しながら、自らの責任で最も効果的な行動をとれるよう、自主性を超えた「主体性」に働きかけながら、選手たちの成長を促しています。

食事は、専任の管理栄養士の管理の元、地元茨城の安全安心な美味しい食材を中心に調理しており、選手たちはみな自分が食べなければならない食事の内容と量を把握しています。また、毎朝、基礎体温と体組成を計測し、その日のコンディションやトレーニングの強度によって、自分で調整しながら食事を摂ることもできるようになってきました。

セルフマネジメントの大切さ

選手9人のうち、寮生活をしている選手8名は「つくば秀英高校」に通っています。地元出身の通学制の選手1名も、地元の私立高校に通いながら活動に参加しています。まずは、きちんと学業とサッカーを両立させられるよう、時間の管理も含め、セルフマネジメントの大切さを伝えています。いわゆる「サッカー漬け」ではなく、「なりたい自分」になるために、試行錯誤しながらも自分自身の24時間をデザインできるようサポートしています。また、学校の勉強だけではなく、身の周りで起きている問題や地域の課題にも目を向け、「どうすれば周囲と調和しながら問題を解決していくことができるか」といった問題解決能力、ファシリテーションの能力の向上も目指しています。

「働く」ということ

私たちは、キャリア教育に力を入れて活動しています。育成年代の子どもたちは、将来ありたい自分の姿を想像し、そこに向け努力し、時にはリニューアルしながら、自己実現を図っています。その過程で、「自分の価値(できるようになる)」と「自己肯定感(できた喜び)」を高めながら成長しています。そうやって積み重ねた自分の社会的価値を実際の社会の中で役立てる行為を「働く」と言います。そして、私たちのような社会的に責任のある者たちが、子どもたちに働く意味、勉強する意味を伝え、より良い方向へ導いていく行為が「キャリア教育」だと考えています。このキャリア教育を通じて、自分はどんな人間になりたいのか、どんな生き方をしたいのか、何を目指し、いつまでに、どのようにそれを達成したいのかを明確にしていきます。常に、自分が「やりたいこと」「できること」「求められていること」を照らし合わせながら、その3つが重なる分野で、生涯にわたる自分のキャリアを醸成していってほしいと考えています。

「ベストを尽くせる」選手の育成

私たちは、いつでも・どこでも・誰とでもどんな状況でも・どんな相手でも、自分のベストを尽くせる選手の育成に努めています。ただ頑張るだけではベストを尽くしているとは言えません。ただ上手いだけでも、ただ賢いだけでも然り。ベストを尽くすとは、アート(身体表現やスキルといった実行力)とロジック(状況把握・サッカー理解)とエモーション(感情・情熱・集中力)の3つを使い切ることだと考えています。日本女子サッカーが初のW杯チャンピオンになった試合で澤選手が決めたゴールが、まさに「ベストゴール」だと言えます。

サッカーにおいては、特別なスタイルを目指しているわではありませんが、キックオフから終了まで、観客が目の離せないサッカーをしたいと考えています。それでは、観客が目の離せないゲームとはどんなゲームでしょうか。その一つが、常に「ゴール」の予感がすることだと思っています。「ゴール」への期待感が、観客を魅了し続けることになります。そしてもう一つが、ピッチのあらゆる局面で、ボールを奪う・ゴールを守る・ボールを運ぶ・ゴールを奪うといったサッカーの目的となるアクションが起こり続けていることだと思っています。そういったハイテンポで目の離せないサッカーを実現すべく、女子サッカーにおける適切な距離間の研究や、アクションのスピードとパワーを持続・向上させるためのフィジカルトレーニングなどにも積極的に取り組んでいます。また、怪我をしない体づくり・動きづくりにも積極的に取り組み、年間を通してベストメンバーがベストコンディションでゲームに臨めるよう、傷害予防トレーニングやアプリを活用したコンディション管理も行っています。

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